自然とともに歩む土作りと手仕事の現場 | 千葉の農業なら体験もできるアグリ・サポーター合資会社

自然の仕組みに耳を傾けながら発酵による土作りを続けてきた場として、長年の実践から得られた知恵と工夫が息づいています。もみ殻や米ぬかを発酵させた独自の技術は40年以上かけて培われ、今では全国から見学や学びを目的とした若者たちが訪れる場所になりました。作ることの楽しさ、土に触れる心地よさ、人と自然とのつながりを再確認できる環境がここにはあります。未来につながる新しい発想で、次世代へと知識と感動を手渡すことを目指し、単なる生産の現場ではなく、学びや気づきを共有できるコミュニティーとして成長を続けています。どなたもが気軽に関われる場所として開かれた空間で、多くの笑顔と出会いが生まれています。

もみ殻と米ぬかを主原料とした発酵土作りに取り組んでから、すでに40年という時間が経ちました。自然の力を借りながら、土にとって本当に必要なものを見極めるための改良を重ねてきた結果、現在では高い品質と安定した収穫を実現できる環境が整っています。地中の微生物が元気に活動できるよう工夫された土は、作物の健やかな成長を支えながら無駄のないサイクルで資源を循環させる仕組みも備えています。また、肥料や資材にかかるコストも抑えることができるため、継続的な生産にも無理がなく、長く安心して続けられる体制が整っております。積み重ねた工夫と環境へのまなざしが、今の形を作り上げました。

素材が持つ香りや甘みを最大限に引き出すため、まず土から見つめ直すことを大切にしています。もみ殻や米ぬかを活かした独自の発酵土作りは、地中の微生物の働きを助け、作物が健やかに育つ環境を整えてくれます。時間と手間をかけて育まれた恵みは、一口ごとに広がる自然の風味が感じられるよう仕上がっており、毎日の食卓にささやかな驚きと喜びをもたらします。味や香りに関してご感想をいただくことも多く、リピーターとして継続するお客様も多くいらっしゃいます。口に運んだ瞬間の「美味しい」のお声を力に、これからも素材本来の力を大切にしながら、丁寧な作業を積み重ねてまいります。